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オフィス・ビブラビの長尾です。
期待値という言葉があります。
最近、多くのビジネス書にも出て来るようになった言葉です。
この期待値という概念を知り、その上でビジネスを考えることは、とても有効です。
目次
期待値とは?
期待値は、相手に対して、望んでいるレベルです。
相手が会社でも個人でも構いません。
期待値を基準に人の満足度は変わります。
大きく上回ると、驚き、感動します。
上回ると、満足します。
期待値通りだと、特に感情は動きません。
下回ると、不満を感じます。
大きく下回ると、怒りを感じます。
期待値と事前期待
あらかじめお客様が持っている期待値を特に事前期待と言います。このお店に行けば、
- こんな対応をしてくれるはず
- こんなサービスが受けられるはず
この商品を手に入れると、
- 使いやすいはず
- 便利になるはず
この「はず」が、事前期待で、その基準が「期待値」です。
期待値と顧客満足との関係
商品やサービスに、良い印象を持って欲しいと思うのは、当然です。
そこで、広告や営業トークで、良い印象を持ってもらうように、努力します。
そして、努力の甲斐あって、来店いただいたり、購入いただくことになりました。
ここで、広告や営業トークで、お客様の中に生まれた事前期待の期待値と、現実の印象との比較が行われます。
実際よりも高すぎる事前期待は、不満につながります。
事前期待の期待値通りなら、まあまあ。
低過ぎる事前期待は、満足、感動を産みます。
事前期待が低過ぎると購入につながりません。
高すぎる事前期待は、不満やクレームにつながります。
事前期待の期待値をコントロールすることは、売上と顧客満足のバランスを取ることにつながります。
事前期待の期待値を意識してコントロールする
この期待値は、純粋に数値化出来るものではありません。
それでも、期待値を意識することは、ビジネスを考える上で、多くのヒントを与えてくれます。
商品やサービスに満足したり、失望した時に、自分は何を期待していたのか?
その期待に対して、実際に提供されたモノはどうだったのか?
これを振り返ってみると、事前期待の期待値がどれだけ大切なのかを実感出来ると思います。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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