神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
社内での感染防止対策は、どうしていますか?
新型コロナウイルスの感染が広がり始めた頃から、企業には感染防止対策をするように政府や自治体から直接、あるいは業界団体を通して要請が行われました。
出勤する従業員の数の制限で在宅勤務となり、テレワークを導入した会社もあります。
通勤ラッシュでの密を避けるために、時差通勤を行った会社もあります。
事務所内での感染を防ぐために、あらゆる所を消毒し、仕事中のマスクの着用や出入りの度の手指消毒を義務付けた会社もあります。
販売などの接客だけでなく、事務所であっても来客はあるでしょう。
来られたお客様にも手指消毒をお願いしている会社も多くあります。
お客様と話す時には、マスクやフェイスシールドをつけなくてはなりません。
店舗など常に人と人とが接する場所ではビニールカーテンなどで飛沫を遮断している所がほとんどです。
これらの対策は、やむを得ないことです。
それは、ただ政府などから要求されているからだけではありません。
会社や店舗が感染を拡大させた場所、いわゆるクラスターにならないようにしなくてはなりません。
クラスターとなれば、従業員の自主隔離などが求められ、業務に支障が出ます。
近隣地域や取引先、お客様から批判されたり、悪い評判が立つかもしれません。
そうなれば、会社の存続にかかわるような悪影響が出るかもしれません。
感染防止対策は、従業員にとっては面倒なことばかりです。
中には、会社の保身のために面倒なことをさせていると感じる従業員もいます。
しかし、感染防止対策は、会社のためでもありますが、従業員のためでもあるのです。
感染防止対策を行うことで、従業員とその家族を感染から守ることが出来るのです。
逆に対策を徹底していない会社では、別の問題が起こっているようです。
接客時の対策を行っていない会社では、来店客に不安を与えるから対策をして欲しいと、従業員から経営者に要望が上がり、対策をすることになったそうです。
形だけ対策を行っているように見えれば良いと指示していた会社では、お客様と従業員のことを大切に考えていないと経営者への不満の声が上がったそうです。
厳格な感染防止対策を求めれば、そのわずらわしさに不満を言う従業員がいるでしょう。
一方、従業員への負担を考え、厳格な感染防止対策を求めなければ、それはそれで経営者は批判されるかもしれません。
いくら従業員のことを思っていてしたものでも、経営者の決断は全員から称賛されることはないのかもしれません。
それでも決断しなくてはならないのが経営者です。
頑張りの割に、人からの評価という面では報われないのが経営者なのかもしれません。
だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。
そして支援したいと思っています。
応援しています!
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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