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【問題の対応に困った時の対処法】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスでは、問題は避けて通れません。
問題への対応に困った時、どうすれば良いのでしょうか?


何事も問題なくスムーズにいけば良いのですが、現実はそうはいきません。
問題は起こるものです。
問題が起こった時、当事者の頭を占有するのは、
・影響の範囲と大きさは?
・責任者は誰か?
の2つが多いようです。
問題が起これば対応しなくてはなりません。
具体的には影響を最小限に抑えることと、再発の防止です。
先ほど挙げた頭を占有す2つは、対応を考える上で価値があるのでしょうか?
影響の範囲と大きさは大切です。
問題の解決が、どの程度の重要性と緊急性があるのかを判断するために必要だからです。
次に、責任者は微妙です。
責任者を特定し、責任を問うことは必要なことです。
しかし多くの場合、責任者が誰か分かり、責任を負わせても、再発が防止出来るわけではありません。
実際、再発防止などの考えがまとまらない時、感情が邪魔していることが多いようです。
責任者への怒りなどの感情が湧き上がり、冷静に考えられなくなるのです。
もし対応策が考えられず、困った場合は、どうしたら良いのでしょうか?
まず、冷静な思考を妨げている感情を抑えることです。
しかし、怒りの感情は非常に強いので、事の重大さや相手によっては、抑えることが難しいことがあります。
その時は、当事者以外の第三者に頼るのも良い方法です。
起こった問題の影響を受けない第三者は、感情に左右されることがありません。
そのため冷静に考えることが出来、対応策を考えるというそもそもの目的を見失うことがありません。
影響の大きい問題が起こった時などは、感情が解決を妨げることは少なくありません。
まず、自分の感情の状況を知ることが大切です。
その上で、冷静さが足りないと判断したら、まず自ら感情をコントロールすることを試みます。
それが難しい場合は第三者の力を借りる判断をします。
何よりも重要なのは、感情に邪魔されることなく、適切に対応することです。
これが出来るのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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