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【会議で変なことを言いだす人が出た時の対処方】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
会議では多くの意見が出ることが良いことです。
意見を出す場面で、変なことを言い出す人がいるものです。
そのような意見を、どのように扱えば良いのでしょうか?


会議で出た意見は共有した上で、評価していきます。
共有するには、まず理解出来なくてはなりません。
他の人には変なことだと思える意見でも、その意見を持った人にはそれなりの理由があります。
その理由を共有することが重要です。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、意見の共有のために、意見の根拠を共有することを勧めています。
意見の根拠には多くの要素があります。
・事実
・事実の解釈
・判断基準とする項目
・項目の優先順位
などです。
ある事実を知っている人と知らない人とでは意見が変わります。
事実の解釈が違うと、違う意見を持ちます。
判断基準として考慮に入れる項目が違えば、意見が変わります。
考慮に入れる要素の優先順位が違えば、意見が変わります。
事実以外は、人それぞれのモノの見方が関係してきます。
モノの見方は、それまでの経験から得たものもあれば、立場から身に付いたものもあります。
意見の根拠を理解するために必要なのは、発言した人に理由を話してもらうことです。
この時の注意点は、迷惑そうな表情や、怪訝そうな顔をしないことです。
本当に理解しようという姿勢で、好奇心を持って尋ねるのです。
同意出来たり納得出来るかが問題なのではありません。
理解することが大切なのです。
考慮に入れるべきことが含まれていることがあるかもしれません。
変なことを言う人も、参加者の一人です。
最終的には合意してもらい、協力してもらう必要のある人です。
敬意を持って接しなくてはなりません。
他の人にとっては変なことでも、その人にとっては正しいのです。
そして、変なことの裏にあることに、他の参加者が気付いていない重要なことが含まれていることも少なくありません。
変なことも無視することなく、理解を共有することが大切なのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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