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【議論が行き詰った時の対処法】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスの環境は、常に変化しています。
自社の状況も常に変化しています。
過去に対応したことと同じような課題について対策を考える場合でも、毎回全てが条件や状況が同じことはありません。
ですので、議論が行き詰って、どうにもならない状態になることがあります。
難しい状況ですが、それも現実です。
避けることは出来ません。
では、どうすれば良いのでしょうか?


まず、行き詰っている状況は悪いことではありません。
安易に過去の経験を当てはめず、環境や状況の変化を考慮に入れて、しっかりと考えたからこそ、難しさに気付いたと言えるからです。
その上で、いくつかの方法があります。
一番多く見かけるのは、誰か上級の役職者などに一任する方法です。
しかし、これは考えることを放棄し、しんどさや責任から逃げるのと同じで、お勧め出来ません。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、それでも考え続けることを勧めています。
そこで必要なのは、視点を変えることです。
実際、視点を変えることは、その会議の参加者にも出来ます。
ただ考えが煮詰まっている時に、ただ考え続けても新たな発想は生まれません。
そんな時、一番パニックになっているのは、会議を進行しているファシリテーターかもしれません。
それでも、その状態を打破するために対処する立場にあるのもファシリテーターです。
突拍子もないと思われるような視点を提示する
新たな視点を得るためにブレインストーミングする
時間を置く
環境を変える
などを行うことが考えられます。
考えることは苦しいことです。
それでも、その苦しさから逃げてはいけません。
そして、必ず答えを見つけることが出来ます。
その経験の積み重ねが、現場力を強化するのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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