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【決めていないつもりでも、決めてしまっていることに意識を向ける】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
意思決定は、経営者の特に重要な役割の1つです。
一般的に経営者の意思決定は、どんな戦略を採るのか、何をするのか、などを選ぶことです。
意思決定するということは、実行することを決めるだけではありません。
意識していなくても、結果として同時に他の意思決定もしているのです。
何を決めてしまっているのでしょうか?
経営者の現場力


無意識に、同時に意思決定しているのは、他の選択肢を選ばないという決定です。
意思決定には、目的があります。
目的は、問題の解決であったり、目標に向かっての課題であったりします。
同じ目的を果たすための方法に、選択肢が1つしかないということはほとんどありません。
決めるということは、実際にはいくつもある選択肢の中から1つを選ぶということです。
逆に言うと、他の選択肢を選ばないことも同時に決めているのです。
また、別の視点で考えてみると、他にも決めてしまっていることがあります。
それは、他の目的を後回しにするという意思決定です。
問題も課題も1つしかないことは珍しいです。
そこで、ある方法を選ぶということは、いくつかある目的の中から、1つを選んでいることにもなるのです。
言い換えると、他の問題や課題を後回しにするという意思決定でもあるのです。
意思決定をする場合、ワーク・ブレイクダウンでは、適切なプロセスを踏むことを勧めています。
まず、問題や課題をリストアップし、優先順位を付けることから始め、目的を選びます。
そして、その目的を果たす複数の選択肢をリストアップし、評価して選びます。
このプロセスを踏むことが大切だと考えています。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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