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近江商人の経営理念(1)

戦略のピラミッド
2021/04/26 情報を更新いたしました。

ブログを訪問していただき、ありがとうございます。
オフィス・ビブラビの長尾です。

目次

日本にも学ぶべき経営理論があります

経営理論の多くは、海外、特にアメリカ発のものです。
世界は均質化しているとはいえ、それぞれの国には独自の文化や風土があります。
日本の先人の教えにも、参考になるものは多く、私も常に頭に置いています。
日本で、日本人相手にビジネスをする上で参考になることが多いものです。
その代表的なものの一つは、近江商人の「経営理念」です。

近江商人の教え、三方よし

近江商人の教えに三方よしがあります。
売手よし、買手よし、世間によし、のことです。
「自社」、「お客様」、「地域社会」三者が満足するのが良い商売だという意味です。
今の時代にはこの三つにあと二つ加えてみることが必要だと考えています。

「自社」は「会社全体」として残しながら、「社員」の視点を加えます。
そして、「世間」「地域社会」の一部とも言えますが、仕入れ先などの「取引先」を加えます。
自社、社員、お客様、地域社会、取引先、この五方よしの視点でビジネスを考えることが、大切です。

いい会社のための経営者の視点

もちろん、「経営者」にとって「良い」も忘れてはいけません。
この視点は経営者によって、極端に強い人と弱い人がいます。
わがまま過ぎるのも問題ですが、我慢し過ぎるのも長く続きません。
先ほどの「五方」と「経営者」、それぞれの視点で、「いい会社」とは?を考えてみてください。
きっといろんな気付きが得られると思います。

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