現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
今年になってから参加した
複数回の大規模イベントで
体験したことを通して
業務の遂行の質や結果の差を
生み出す原因
について考える５回シリーズの
３回目です。
今回は、
マニュアルの順守
です。

前回のブログで、
マニュアルの出来が
結果を左右する要因の一つ
だと書きました。
しかし現場を第三者として
見ている立場では
混乱の原因が
マニュアルの不備なのか、
マニュアル通りに
実行されていないことなのか、
分かりません。
しかし、
全てではありませんが、
現場を見ていると、
何らかの状況の中で
マニュアル通りに
実行することを
諦めたことが分かることも
あります。
今回気づいたのは
以下のポイントです。
大規模イベントの終了時の
「規制退場」の場合、
イベント開始前の周知徹底は
重要なポイントです。
しかし、
事前の周知徹底が
十分に行われていても、
実際に「規制退場」の場面では
混乱が起こるものです。
イベントが終われば、
参加者の立場から言えば
少しでも早く帰りたいものです。
そこで、
イベントが終わると、
すぐに出ようとする人が
出てきます。
私は、たまたまブロックの
端に座っていました。
ブロックごとに
スタッフを配置してあり、
順番が来ていないのに
出ようとしている人に
規制退場への協力を
お願いしていました。
これは、
複数の会場で見られた光景です。
しかし、
ここでの対応に
違いがありました。
ブロックの出口では、
早く出なくてならない事情を
訴えたり、
スタッフを脅したり、
無理矢理突破しようとする
人が現れます。
その時、
毅然として制止するケースと、
注意しながらも
結局通してしまうケースとが
見られました。
毅然と制止した所では、
早く出ようと並んでいた人も
諦めて席に戻って行きました。
結局通してしまう所では、
小競り合いが続くだけでなく、
立って列を作っている人は
減りませんでした。
マニュアル通りに
実行しようとしても、
困難な事態は起こるものです。
そんな事態が起きても、
マニュアル通りに
実行出来るかどうかも、
望ましい結果を得るには
大切なポイントです。
マニュアルは良く出来ていても、
マニュアル通り実行されなければ
望ましい成果は得られません。
複数のイベントを比較して、
結果に違いが生まれた
原因の一つに
マニュアルの順守
があると思われます。
次回のブログでは引き続き
結果に違いが出た理由を
別のポイントに注目して
検証していきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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