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「人脈」を考える

よく「人脈」が大切

と言われます。

 

特にビジネスにおいて、
「人脈」の価値
を認めない人はいないと思います。

 

あの人は「人脈」がある
などと使いますが、
「人脈」とは、どんなモノでしょうか?

 


 

文字通り、
「人脈」は、人のつながり
です。

 

「脈」を使った言葉には、
山脈
動脈、静脈
脈絡
などがあります。
まさしく、
つながっている
という意味です。

 

ところが、他に、

脈拍
脈動
などもあります。
これは、
ただ単につながっているだけではなく
何かが流れている
動的なモノです。

 

この
「動的なつながり」
が大切だと考えています。

 
 

私が仕事を始めてから、
多くの方と知り合いました。
仕事ですので、名刺交換をしますし、
年々、名刺も増えてきます。

 

サラリーマンを辞め、
会社の肩書がなくなると、
自分では、つながっている
と思っていた人と
実は人と人としてはつながっていない
ことに気付きました。

 

更に、
「人脈」作りを意識するようになり、
積極的に多くの人と出会うことに
腐心した時期もありました。
ここでも多くの方と名刺を交換しました。

 

私自身は、
「人脈」を拡げる
ことを意識していますので、
名刺交換した方の様々な情報を整理し、
ストックしていきました。

 

ところが先方にとっては、
名刺を探せば出てくる人
ただの一度会ったことのある人の内の一人
程度でしかないケースが多いのに気付きました。

 

自己紹介や名刺に工夫しても
その効果は長く続きません。

 

当時は、名刺を集めるには、
異業種交流会などに積極的に参加するのが
一般的な方法でした。

 

今は、ソーシャルメディアも
一つの手段になってきました。

 

交換した名刺の数
ソーシャルメディアの友達やつながりの数
それ自体は
「人脈」の広さ
と同じではありません。

 

ただ、
会ったことがある
知っている
は「人脈」ではありません。

 

出来れば、
名前を名乗っただけで
せめて、
会った場所や肩書も伝えると、
あぁ、○○さん
と言ってもらえて初めて、
「人脈」
と言えます。

 

そして、
「人脈」は「交流」がなくてはなりません。
それは、
会う機会
話す機会
連絡のやり取り
個別の情報の交換
です。

 

こうした「交流」があれば、
お互いに何かあれば
相談する
教えてもらう
紹介する

お願いする
などのことが起こります。

そして、応えます。
 

それが、「人脈」です。

 

ソーシャルメディアの普及で、
以前に比べて

 
人と知り合う
機会は増えました。
つながることは
簡単になりました。

 

「交流」することも、
簡単になりました。
 

しかし、
簡単になったから余計に、
「人脈」と呼べる関係を構築する
ことが難しくなったとも言えます。

 

「人脈」は、
出会いから始まり
「交流」を続けることで、
育てていくものです。

そして、
維持する行動が必要です。
 

さて、
「人脈」と呼べるのは、
どれくらいの広がりがありますか?
「人脈」に育てるために、
何をしていますか?

「人脈¥を維持するために、
何をしていますか?
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