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【水を飲むかどうかを決めるのは馬】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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馬を水呑場に
連れて行くことは
出来ても、
無理矢理飲ませることは
出来ない。
こんな言葉があります。
馬にとって水は
必要なものです。
それでも、
その時飲むかどうか、
その水を飲むかどうかを
決めるのは
馬自身です。
これは、
ビジネスの場面でも
当てはまります。


チャンスが
目の前にあると、
掴む人もいれば、
掴まない人もいます。
素晴らしいアイデアが
浮んだり、知ると、
飛びつく人もいれば、
反応しない人もいます。
お金を積まれると、
従う人もいれば、
言うことを聞かない
人もいます。
いくら魅力的なものが
目の前にあっても、
行動する人もいれば、
行動しない人もいます。
会社などで
強制的に命令しても、
従う人もいれば、
表面的には従っても
本気で行動しない人もいます。
どのように働きかけても、
最終的に
行動するかどうかを
決めるのは本人です。
私のようなコンサルタントは
その会社にとって
意味のあるアドバイスを
することが役割です。
どんなに意味があっても
採用するかどうかを
決めるのは相手です。
会社として決めたことを
経営者や管理職が
社内に実行させる時も、
行動するかどうかを
決めるのは現場です。
さすがに、
無視はしないと思いますが、
言われたことを
叱られない程度にこなすか、
本気で取り組むかどうかは
社員がそれぞれ決めます。
コンサルタントでも
上司でも、
しっかりと説明して
納得を得ようと
努力するものです。
その説明が
論理的に正しくても、
説明のスキルが高くても、
自信があっても、
熱意があっても、
納得が得られ、
採用され、
行動に移される確率は
100%にはなりません。
そこには、
本人なりの
採用しない理由が
あるのです。
人に同意を求める時、
人に協力を求める時、
人に本気で
行動してもらいたい時、
考えなくては
ならないことのヒントが
そこにあります。
論理やスキルや熱意では
覆せない、
相手には相手の
判断基準があることを
受け入れた上で
対応することが
大切なのです。
しかし、
可能な限り対応しても、
100%にはなりません。
判断基準が
人それぞれ違う限り、
全ての相手に
受け入れられることは
ないことを受け入れることが
必要です。
それを前提として、
現実的な対処をすることも
組織を動かす時には
重要なことなのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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