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【俯瞰する視点で強化される現場力】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
先日、
ある先進的な勤務体系を
採用している会社の方と
お話する機会がありました。
産休や育休の
制度があっても
実際には使えない会社が
多いものです。
社員の要望に応える
制度を整えている
素晴らしい会社だと
思うのですが、
良いことばかりでは
ないようです。
一方、
先進的な勤務体系を
採用したおかげで社員には
会社を俯瞰して見る視点が
浸透しているようです。


その会社では、
今、求められている、
産休、育休、介護休暇は
もちろんのこと、
様々な社員の要望に
応える働き方が可能な
勤務体系になっています。
その会社の面白い所は、
どんな制度にするかを
社員に提案してもらい、
社員が合意が得られれば、
制度として採用するという
手法です。
経営者を説得する必要は
ないのです。
ここがポイントです。
社員の要望を
受け入れることは
ほとんどの経営者が
したいことです。
問題は、
休暇中に
業務が回るか?
休暇明けに
すぐに戦力になるか?
です。
休暇中だけ
人を増やしたら
仕事は回るのでしょうか?
当然、
他の社員に
負担がかかります。
復帰した社員も
復帰してしばらくの間は
仕事の効率は下がりますし、
新しく身につけないと
いけないことも出てきます。
すぐに元の戦力に
戻れるわけではありません。
ここでも、
他の社員に負担が
かかります。
そして、
コストの問題もあります。
決済するのは
経営者かもしれませんが
コストの出所は、
社員全員の仕事を通して
生み出している
利益からです。
コストを捻出するには、
利益を増やすか
他のコストを削るしか
ありません。
一つの要望を
受け入れるかどうかを
判断するには、
「人」「金」について
俯瞰することが必要です。
その会社では、
情報も開示した上で、
他の社員が協力して
負担を引き受けるか?
負担を分かった上で
その制度を採用するのか?
を、
社員に考えさせ、
社員同士で話し合わせ、
決めさせている
のです。
ただ要求を通すだけでは
身につかない
俯瞰する視点が
本当の現場力を育てます。
社員からの要求が
強く厳しいと
感じているならば、
一度社員に投げてみては
いかがでしょうか?
社員を育てる機会に
なるかもしれません。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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