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先日、経営者との話の中で、
社員自身に考えさせることで
業績が良くなったことを
聞かせてもらいました。
その社長は、ただ、
自分で考えろ!
と命令したわけではありません。
考えるために必要な、
知識やら手順を
時間をかけて学ぶ機会を与え、
自ら考えることを
奨励し続けた成果です。
経営者は、
さまざまな決定を行います。
最後に唯一の正解が
導き出されるとは限りませんが、
「勘」だけで
決めているわけではありません。
情報にアンテナを張り、
情報を選別し、
信憑性を確かめ、
評価し、
分析し、
判断しているのです。
その手順や手法には、
一種普遍的なルールがあります。
その社長は、
その手順や手法の一つを
何度も繰り返して
社員に身につけさせて
いったのです。
社員が社長と
同じ手順で、
同じ手法を使って、
自ら考えるようになると、
どうなるでしょう?
社長と同じ方向性の結論を
社員自ら導き出すように
なります。
以前は、
意味も理由も分からない中で、
社長から一方的に
指示命令されていました。
今は、
自ら考えて出した方向性は、
社長が言っていることと
同じになったのです。
「する事」への
「納得度」が高くなると、
「やる気」や「真剣度」も
高くなります。
「やらされている」のではなく、
自分で考えてみても、
当然すべきだと思えることを
「やる」のです。
当然、結果も変わります。
手順や手法を、
経営者と社員が「共有」する
効果は絶大です。
ただし、
一朝一夕に出来るものでは
ありません。
効果が現れるのは、
社員に
繰り返し学ぶ機会を与え、
十分に身につけさせ、
その学んだことを
現場で使うことに
じっくりと粘り強く
取り組んだ末のことです。
何か新しいことを導入し、
定着させ、
成果を出すには、
中長期的な視点で
取り組むことが大切です。
そして、
主体的に動く必要があるのは
経営者です。
今回の経営者との話から
その大切さを再確認しました。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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