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目に見える変化を見極める

ビジネス環境が、すごい勢いで変化しているという
ニュースや情報があふれています。

そして、ビジネスは時代の変化に対応することが必要です。
変化しないことは、イコール時代に遅れていくことを意味します。


しかし、目に見える変化は、スピードが速いだけでなく、
その範囲や要素の数も膨大です。
全てに対応しようとすると途方にくれてしまいます。
かといって、何もしないでいることも許されません。


そこで、変化に対応し、進化する力を持つのと同時に
目に見えている変化の内、どの変化が対処すべき変化なのかを
見極めることも大切です。


変化を見極める場合、
 二つの観点から見分けていく必要があります。


一つ目は、自社や、自社の業界に影響があるかどうかです。
SWOT分析でも使いますが、自社のビジネスに対する
「脅威」と「機会」です。
どちらも、身近な変化には気付きやすいものです。
しかし、海外や、国内でも遠い地域、
あるいは他の直接関係のない業界で起こっている変化も
単純に無視することはできません。


ドッグイヤーと言われるほど、変化が起こりはじめると、
一気に影響が出てくることがあります。


二つ目は、一時的な変化やブームか、
時代の流れなのかを見分けることです。
一時的な変化は、「波」のようなもので、
無視してやり過ごすことも出来ますし、
一時しのぎの対処療法でも乗り越えることが出来ます。
一方、時代の流れは「潮」と同じで、
長期的に見れば、無視することは出来ません。
しかも、一見「波」やうねりははっきりと目に見えるのに対し、
「潮」の流れは見えにくいものです。
そして、気がついた時には、かなり流されてしまっている、
ビジネスで言えば、時代遅れになっていたり、
出遅れてしまっている状態になっているのです。


自社のビジネスへ影響があるかどうか、
「潮」の流れなのかどうか、
これを見分けるのは、簡単ではありません。


目に見える変化、変化の情報はたくさんあります。
その中で、
これは自社に影響がある変化だと感じたこと
それに加えて、何か引っかかること
について、メモを残すなどして覚えておき、
しばらく注目することです。
これは大変だ、と飛びつくと、
意外に一時的な「波」であったりします。


変化に対処することは、
多くの負担が必要です。
最終的には、
自社のビジネスに影響がある「潮」
を見極め、対処することが大切です。

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