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ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ファシリテーター」が、
ミーティングの進行を行う時、
注意が必要なことの一つは、
「テンポ」です。
ミーティングの場面によって、
「テンポ」を変えると、
雰囲気も変わりますし、
参加者の思考モードも変わります。
例えて言うと、
「ファシリテーター」は、
オーケストラの指揮者なのです。
どんどんアイデアを
出してもらう場面では、
「テンポ」は早めが良いです。
声のトーンも高めです。
ホワイトボードなどに
書き留める時間も必要ですが、
その間もテンポ良く
言葉をはさみながら、
間があかないようにしましょう。
人は、「間」があると、
深く考えてしまったり、
他のことに考えが飛んだりします。
「テンポ」良く進め、
次に自分が当たった時に、
発言することを考えるのに、
精一杯の状況を作るのです。
アイデアを「発散」した後の、
「収束」の場面では、
「テンポ」を落とします。
話す「スピード」も落とします。
言葉と言葉の間にも「間」を
取ります。
声の高さも少し低めに、
声の大きさも少し落とすと良いです。
「テンポ」を変えると、
思考モードが「熟考」モードに
変わります。
敢えて作った「間」に、
考えを巡らせてくれます。
じっくりと考えてもらう場面で、
一番避けなくてはいけないのは、
急がせることです。
参加者一人ひとりの、
考えるスピード、ペースを
大切にして下さい。
特に「ファシリテーター」は、
事前に準備してきているので、
自覚していなくても、
自分の頭の中で考えるスピードが
他の参加者よりも早いものです。
また、議論をリードしたい人が、
「結論ありき」のように、
スピードを上げるのにも
注意が必要です。
意識してスピードを
コントロールすることが大切です。
全員の思考スピードを合わせるには、
一番じっくりと考える人に
合わせるのが理想です。
時間的に難しい場合は、
過半数の参加者が
ついていけるスピードを
意識して保ちましょう。
ミーティングの「テンポ」を
変えることで、
その場の雰囲気や、
参加者の思考モードを
コントロールすることが出来ます。
次のミーティングで進行役を
務める場合には、
是非、試してみてください。
試してみたら、
その効果を教えてください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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