神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
経営者にとって、社員から信用されることは重要です。
しかし、そうではない会社も多くあります。

経営者は会社のトップであり、リーダーです。
そして、会社は組織として機能するには、一定の統率が取れている必要があります。
会社という組織を動かす上で、組織の構成員である社員が、リーダーである経営者を信用しているかどうかは、大きな違いがあります。
しかし、現場の社員の話を聞いていると、経営者のことを信用していない社員は少なくありません。
社員の中には、個人的な好き嫌いなどで、経営者のことを信用しない人もいます。
自分と考えや判断が違うことを理由に、l信用しないと言う社員もいます。
これらの理由で、信用出来るかどうかを判断するのは、判断するくらい側に問題があります。
しかし、信用しないのもやむを得ない理由もあります。
その多くは、指示や判断に統一性や一貫性、整合性が欠けていることです。
そしてそれらは、仕事の中での経営者の言動への違和感として認識されます。
人は安定を求めます。
全てが想定内であることが、安定には必要です。
仕事上、想定外の指示や判断をされることが多いと、安心して仕事を進められません。
また、安定した人間関係も、多くの人にとっては重要です。
そして、想定外の言動の多い人とは、安定した人間関係を維持するのは難しいことです。
経営者の言動に違和感を感じることが積み重なると、経営者自身を信用出来なくなります。
経営者の指示や判断は、迅速に行わなくてはなりません。
そして、臨機応変に対応しなくてはなりません。
会社の方針とずれていることもあるでしょう。
以前と違うこともあるでしょう。
社員が想定している範囲内で、統一性や一貫性、整合性を保つことは簡単ではありませんし、無理なケースも少なくありません。
経営者に出来ることは、きちんと説明することしかありません。
忙しくても、面倒でも、説明を省略してはいけません。
何よりも、統一性や一貫性、整合性に欠ける指示や判断をしていることを、経営者自身が認識していること、その上で行った指示や判断であることを、社員に伝えなくてはなりません。
組織のリーダーとして組織を動かすためには社員から信用されることが重要です。
そのために、言動に対して社員が違和感を感じないようにしなくてはなりません。
このことを理解し、必要な行動を行っているのも、現場力の強い経営者の特長の１つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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