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【結果とプロセスとの重要度の違い】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
仕事にはプロセスがあり、その結果があります。
結果とプロセスとどちらが重要なのでしょうか?


仕事には求められる結果や成果があります。
社員一人ひとりの仕事の成果の集合体が会社の成果を決めます。
社員である限り、求められる成果をあげることが求められます。
求められる成果が出せない場合、社員は役割を果たしているとは言えません。
会社から責められても仕方がありません。
どのような理由があっても、仕事にとって最も重要なのは結果です。
しかし、成果が出たかどうかは、仕事のプロセスの結果です。
ですので、プロセスに原因を求めるのも当然です。
そこで、成果が出なかった場合、プロセスを検証する必要があります。
プロセスを検証することで、分かることは多くあります。
プロセス自体、条件整備、変化への対応など、会社として採用している仕組みに問題点が見つかるかもしれません。
知識やスキル、判断など、担当している社員に問題点が見つかるかもしれません。
いずれにしても、問題点が分かれば、対策を考えることも出来ます。
対策を考え、実行することで、次に成果があがれば良いのです。
ところが、多くの現場では、このように進みません。
担当した社員は、会社が指示したプロセスに従って仕事を進めたことを主張し、自分には非がないことを訴えます。
社員の中には、指示や指導する立場にある管理職に問題があると攻撃する人もいるでしょう。
一方、会社、現実には管理職は、社員個人の問題点に焦点を当てようとします。
会社や管理職の指導や育成には問題がないと主張するのです。
これでは、責任のなすり合いです。
しかし、責任者探しをしても、今後成果が上がることはありません。
どちらかが責任のなすり合いで押し切ったとしても、本当の問題点が解決することがないからです。
仕事である限り、結果が最も重要です。
しかし、改善のためには責任者探しは効果がなく、プロセスを検証し、必要な対策を考え、実行することが重要です。
この2つを社員一人ひとりが理解し、最終的な目的である、成果をあげることに焦点を当てなくてはなりません。
これが出来ているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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