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【選択と集中は大切?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
選択と集中が大切だと言われています。
それは、本当でしょうか?


ビジネスで着手したいことは多くあるものです。
ところが現実には、使えるリソースには一定の制約があります。
そこで、多くのものに取り組むのか、一定数に絞り込むのかの選択を迫られます。
使えるリソースを分散させ、中途半端に取り組んだ場合、成果が出る確率は下がります。
ですので、一定の数に絞り込み、絞り込んだものにリソースを集中することが良いと言われているのです。
しかし、現実には難しい問題があります。
選択したものに集中するのは、別の言い方をすると、選んだもの以外は捨てることです。
集中する方が成果が出る確率が高いことは間違いありません。
しかし、いくら集中したとしても、その確率が100パーセントになることはありません。
当然、成果が出ない可能性もあります。
そこで考えなくてはならない問題が、選択したものへ投入するリソースです。
選択し、集中して取り組んだ結果、思うような成果が出なくても、会社を潰れるようなことになってはいけません。
うまくいかない場合を想定して、他の選択肢と、そのためのリソースを残しておかなくてはなりません。
全てのリソースを注ぐのではなく、リスクを考え、備えなくてはならないのです。
また、成果を出す可能性を高めるには、本気で取り組まなくてはなりません。
必ず成果を出すと決意し、必ず成果が出ると信じなくてはなりません。
しかし、先ほども書いた通り、成果が出ない可能性はゼロではありません。
取り組んでいる間に、前提条件となっている環境などが変わることもあります。
うまくいかない兆候が現れることもあります。
しかし、真剣に取り組んでいると、これらの兆候に気付きにくくなります。
もし気付いても無視してしまいます。
思い入れが強く、真剣に取り組めば取り組むほど、不都合な現実に目を瞑ってしまうのは、やむを得ないことです。
しかし、冷静に考えれば失敗する可能性が高いことが分かるのに、リソースを注ぎ込み続けるのは問題です。
これは集中ではなく執着です。
真剣に取り組みながらも、定期的に冷静に評価し、引き続き取り組むのか止めるのか判断しなくてはなりません。
選択と集中は必要ですし、有効です。
しかし、一か八かではなくリスク・ヘッジはしなくてはなりません。
そして選択したものには、集中して取り組みながらも定期的に評価し、冷静に継続するか止めるのか判断しなくてはなりません。
これが出来ているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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