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【成果は掛け算で決まる?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスの成果は、必要な要因の掛け算で決まると言われています。
本当でしょうか?


ビジネスに限らず、成果を決める要因は複数あります。
もちろん、要因によって重要度には違いがあります。
ですが、最終的に成果を決めるのは、要因の掛け算の結果であると言われています。
ビジネスではありませんが、単純な例で考えてみます。
試験結果です。
試験結果を決めると言われている要因は数多くあります。
よく言われている主なものを挙げると、
・勉強時間
・集中力
・教材
・環境
・頭の良さ
などです。
よく、頭が良いから成績が良いと言われます。
しかし、勉強時間がゼロならば、どうでしょう?
いくら頭が良くても良い成績は取れないでしょう。
もし成果が要因の足し算で決まるのならば、勉強時間がゼロでも他の要因でカバーすることが出来るかもしれません。
しかし、上に挙げた要因のどれか1つでもゼロであれば、全く試験で点数は取れません。
一方、それぞれの要因は足し算や積み上げが可能なものも多いです。
例えば勉強時間です。
ある日に勉強時間がゼロでも問題ありません。
一週間毎日1時間勉強しても、週に1日、7時間勉強しても勉強時間は7時間です。
ビジネスでも同じです。
例えば売上で成果を上げたいと考えているとします。
売上を決める要因は数多くあります。
主だったものの一部を挙げると、
・商品やサービスの質
・価格
・マーケットのニーズ
・マーケットの大きさ
・マーケットへの訴求
・販売網
・販売担当者数
などが思い付くと思います。
全く販売網がなかったり、一人の販売担当者もいなければどうでしょうか?
いくら商品やサービスが素晴らしく、価格も競争力があり、マーケットも十分に大きく、宣伝も充実していたとしても、全く売れないでしょう。
他の要因が素晴らしくても、全くマーケットにニーズがなく、欲しいと思う人がいなければ、全く売れないでしょう。
要素によっては足し算や積み上げが可能なものもありますが、成果は掛け算で決まります。
成果を決める全ての要因を考慮に入れて戦略と戦術を考え、実行することが重要です。
これが出来ているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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