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【費用対効果の活用は難しい】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネス活動の評価の視点に費用対効果は大切です。
その活用は簡単ではありません。


ビジネスでは、最終的に利益を上げることが必要です。
そのためには投資も必要です。
しかし、投資してでも取り組む方が良いと思われるものは多くあります。
何に投資するかを判断する時、費用対効果を考えるのは当然です。
しかし、現実に費用対効果を評価に活用するのは簡単ではありません。
それは、何を効果と見なすのかを決めるのが難しいからです。
例えば、投資に見合う効果を結果と考えるとします。
ビジネスは最終的には結果を求められるものです。
それは当然のことです。
しかし、現実には100%の確率で結果が出ることはありません。
望む結果が出なければ、投資をしないとしたらどうでしょう?
社員は担当することを避けたいと思います。
提案もしたくないでしょう。
こうなると、新しい事には何にも取り組めないことになります。
それは良くないことなのですが、現実には多くの現場で起こっています。
その背景には、望む結果が得られなかった時に、叱責されたり、責任を問われた過去の出来事があります。
望む結果が出なかったことは残念なことです。
しかし、それが社員の立場に影響するならば、社員にとっては重要な安心を脅かす、避けたいことになるのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
まず、投資に対する結果について、一定のリスクを見込んで意思決定することです。
望む結果が得られないことを想定して会社全体としてリスクを吸収するのも1つです。
投資する案件を複数にして、分散するのも1つの方法です。
少なくとも社員に、提案したり、担当することを避ける気持ちにさせないことが大切です。
さらに、投資して新しいことに取り組むことには、プラスの要素も多くあります。
まず、さまざまな仮説を検証する機会になります。
ビジネスの意思決定は、多くの仮説の上で行うことになります。
仮説の検証は、現場で実行することでしか出来ません。
実際に実行するの段階で仮説を検証するために必要なデータを取ることで、その後の意思決定に役立てることが出来ます。
また、新しいことに取り組むことは、会社全体だけでなく、社員も新しい経験を積む機会になります。
成長の機会にもなりますし、モチベーションを向上させる効果も期待出来ます。
新しい取り組みにはさまざまな効果が期待出来ます。
結果だけを費用対効果の効果と見なさず、あらゆる効果を見込んで投資することが重要です。
これが出来ているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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