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【意外と分かっていない自分の仕事上の役割】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
人にはそれぞれ仕事上の役割があります。
自分の役割は明確ですか?


多くの人は会社などの組織の一員として仕事をしています。
私のようなフリーランスでも、クライアントの誰かと一緒にしているので、プロジェクト・メンバーの一員でもあります。
組織の一員であれば、一人ひとり役割があります。
役割には2つあります。
1つ目は、業務上の役割です。
所属している部署やチームの業務を遂行する上での担当業務です。
2つ目は、組織上の役割です。
この役割は、部長や課長などの肩書で表されることもありますが、プロジェクトや業務のりーだーやチーフなど、正式な役職ではないものもあります。
現場の管理職などと話をしていて感じることは、多くの人が自分の役割を明確に理解していないことです。
役割を尋ねると、役職名などで答える人が多いです。
しかし、会社や組織によって、同じ役職でも役割が違います。
そこで、もっと詳しく説明するように質問すると、具体的に何をしているか延々と答えられることが多いです。
このように、きちんと役割を答えられない人が多いのです。
ところで、役割は、どのようにして決まるのでしょうか?
役割は会社に決められるものです。
そして役割を定義するには、明確になっていなくてはならない、いくつかの要素があります。
例えば、
・関わるべき範囲(テーマや業務など)
・求められる成果や結果
・与えられる権限
・負うべき責任
などです。
これらを決めるのは、現実には上司かもしれませんが、元々は会社です。
そして会社から、個々の社員に役割が与えられるのです。
もし自分の役割を明確に分かっていなければ、何が起こるのでしょうか?
端的に言うと、役割を果たせません。
きちんと認識していないので、すべきことをしない、あるいは、役割にないことをすることが起こります。
そして与えられた役割を果たすために必要な知識やスキルが不足していても気付かず、身に付ける意識も持ちません。
これでは役割を果たすようにならないのは当然です。
ビジネスパーソンとして成長するには、多くの知識やスキルを身に付けなくてはなりません。
ある役割を果たすために、必要なものを身に付け、レベルアップすることで、さらに大きな役割を任される機会を与えられます。
役割を明確に定義して社員に与えること
役割を果たす上で必要な知識やスキルを本人が認識し、学び、身に付ける機会を与えること
これが出来ているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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