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【経営者や管理職が部下を使う上で面倒なのは自分と相手の感情】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
経営者や管理職の役割は、社員を使って業務を行うことです。
人を使うのは、面倒なことが多いものです。
さまざまな相談を通して分かったことがあります。
人を使う面倒さの大きな原因は感情です。


当たり前ですが、人には感情があります。
日々起こるさまざまな出来事に対して気持ちが反応します。
感情の動きは、本人だけの問題ではありません。
周囲の人にも影響を与えます。
人は他人の感情に対して敏感に反応します。
経営者や管理職は社員に指示したり命令する立場にあります。
その時読み取った相手の気分が、例えば機嫌が悪そうだったりすると、少し躊躇するものです。
何か問題のある社員に注意しなくてはならないこともあります。
そんな時、相手の気分は、指示する時以上に気になるものです。
相手の気分が気になるのは、指示したり注意することの相手の感情への影響が気になるからです。
そして相手の感情の変化が、自分の感情に影響を与えるからです。
それでも伝えるべきことを伝えなくてはなりません。
厳しい内容であっても、必要な時に必要なことを伝え、相手に伝わるには何が必要なのでしょうか?
相手に伝えるスキルやテクニックも大切です。
それと同等か、それ以上に必要なのが、感情の扱い方です。
感情を扱う能力として、「心の知能指数(EQ」が有名です。
論理的なことを扱う能力として有名な知能指数(IQ)と同じくらい仕事で成功するには重要だと言われています。
心の知能は、自分や他人の感情を知覚する能力と、自分の感情をコントロールする能力の2つに分かれます。
自分の感情の状態を知り、相手の感情を読み取った上で、伝える
伝えた時の相手の感情の変化を読み取り、どんな変化があっても自分の感情をコントロールする
部下を持つ経営者や管理職には重要な現場力の基になる能力です。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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