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【社員を動かす時に論理と感情とどちらが重要か】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
経営者や管理職は、常日頃から社員を動かすために、いろんなことをしていると思います。
人が行動するには、2つの要因があります。
理解し納得するための論理と、動く気になるための感情です。
社員に動いてもらうためには、論理と感情、どちらが重要なのでしょうか?


人によって、論理と感情の2つの内、優位な要因があります。
他の人に働きかける場合、無意識に自分自身にとって影響の大きい要因を使う傾向があります。
自分自身にとっては、それが自然なことなので当然です。
ところが、動いてもらいたい相手にも優位な方があります。
優位なものが同じならば伝わりやすいですし、違っていれば伝わりにくいです。
実際、どんなに論理的に正しいことを説明してもダメな相手もいれば、どんなに感情に訴えてもダメな相手もいます。
経営者にとって得意な方を中心にした方法では、前向きに動いてくれない社員が出てくるのが現実なのです。
まずは、自分はどちらが優位なのかを知ることが大切です。
その上で、状況によって伝え方を変えることが効果的です。
一対一の場合は、相手の優位な方を中心に伝えるようにします。
複数の社員に伝える時は、半々が理想で、自分にとって優位でない方に重点を置くことを意識する位でちょうど良いようです。
大切なのは、社員に伝わり、前向きに働いてもらうことです。
論理と感情を使い分けることも、経営者や管理職に必要な現場力の一つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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