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【その意志決定は、跳ぶ?走る?】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
意志決定についての
相談を受けることが
多くあります。
ビジネスの方向性、
戦略や戦術、
対象は様々です。
多くの経営者から
相談を受けていて
気になることが
あります。
例えて言えば、
跳ぶことを考えるのか、
走ることを考えるのか、
の区別です。


経営者も人ですので、
それぞれ性格も違えば、
考え方にも癖があります。
意志決定に関して言うと
その決断にも特徴があります。
直感的か
熟慮の上かは別として、
思い切った決断をする人が
います。
決断力があるように
見えるタイプです。
このタイプの人は
決断する上で考慮している
決断の影響期間は
一般的に短いです。
一方、
慎重に検討して、
一気に舵を切るような
決断をしない人もいます。
優柔不断に見えることも
あるタイプです。
このタイプの人は
決断する上で考慮している
決断の影響期間は
一般的に長いです。
これら2つのタイプに
優劣はありません。
ただし、
意志決定の対象によって
向き不向きがあると
考えています。
会社の方向性や戦略は、
会社が危機的な状況で
ない限り、
急に舵を切ることは
お勧め出来ません。
お客さまも社員も
混乱します。
思い切って跳ぶ決断が
必要な場面もありますが
マラソンのように
長く走ることことを
想定して決めることが
大切です。
一方、
戦術や施策、
改善活動などの意志決定で
長く走ることを
想定して考えると
決められなくなります。
このタイプのテーマでは、
決断して実行し、
修正していくことが
必要です。
リスクは
コントロールしつつも
一気に跳ぶ決断をする方が
効果的です。
まずは、
決断する時の癖を
自分で知ることです。
今決断しようとしていることは
跳ぶことを考える方が良いのか
走ることを考える方が良いのか
を区別します。
自分の得意な
思考パターンに任せず、
テーマによって
意識して使い分けることが
効果的なのです。
ただし、
思考パターンの癖は
自分では
どうしようもなく、
他の思考パターンで
考えるのは難しいのも
現実です。
そんな時に、
違う思考パターンの人の
社員を意識して近くに置き、
力を借りるのも
良い方法です。
イエスマンばかりを
集めることが
問題であると言われる
理由の一つが
こんな所にあるのかも
しれません。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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