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【膨大な選択肢と付き合う時代(4)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
意思決定は
経営者の役割です。
今の時代、
意思決定の難易度は
格段に上がっています。
その要因の一つが
選択肢が膨大にあることです。
ここ数回のブログで
膨大な選択肢との付き合い方
について考えています。
前回のブログでは、
テーマごとに情報を集めた後に
すべきこととして、
基礎となる理論などごとに
整理することについて
書きました。
今回は、
いよいよ整理した情報を
評価して選択する段階について
考えます。


情報を
基礎となる理論などごとに
整理したら、
いよいよ選択するための
検討に入ります。
実際に検討に入る前に
もう一つすることがあります。
それは、
選択する条件を
明確にすることです。
テーマを絞って
情報を集めたので、
そもそもの目的には
どれも合っているはずです。
自社の状況を考えると、
求める成果は
どの程度なのか?
成果が出るまでの期間の猶予は
どれくらいあるのか?
費用はどれくらい
充てられるのか?
作業などに
どれくらいの時間を
充てることが出来るのか?
どんなスキルやノウハウが
社内にあるのか?
などを明確にします。
その上で、
それぞれの選択肢が
これらの条件を
どれくらい満たしているかを
評価していきます。
最終的な決断は
総合評価になります。
ここで重要なのは、
条件を明確にし、
それぞれの評価をしないまま
総合評価をしないことです。
条件を個別に評価せずに
結論を出したり、
結論ありきで検討する会社は
多く見られます。
そのような決め方をした場合、
決定した後で
多くの問題が出るケースを
数多く見てきました。
基本に忠実に
プロセスを守ることは
何に関しても重要なのです。
そもそも膨大な数の情報と
付き合う目的は
経営に生かすことを
忘れてはいけません。
今回は、
経営に生かすために
いかに意志決定するか、
選択肢の中から何を選ぶか
のプロセスのポイント
について考えました。
ところが現場では、
意志決定が終わりでは
ありません。
次回のブログでは、
膨大な情報と付き合う
そもそもの目的である
意志決定の本当に重要な部分
について考えていきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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