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【個性や自分らしさの扱い方(5・終)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
ダイバーシティが
注目を浴びています。
そして、
個性や自分らしさを
大切にすることが
良いことと言われています。
この傾向は
良いことだと思っています。
ただし現実には
現場は混乱していて
多くの問題が起こっています。
その背景を考えることで
個性と自分らしさの
活かし方について
考えています。
前回までに、
同調圧力が強く、
違う意見や考えを扱う経験を
しないで育つ日本では、
主張する側も
その周囲の人も
その対応能力が低く、
そのことが多くの問題を
引き起こしている現実
について書きました。
今回は、
その中でどうしたら良いのか
について考えていきます。


個性や自分らしさは
自分勝手やわがままとは
違います。
その線引きについて、
主張する側にも
周囲の人にも
認識を改める必要が
あります。
主張する側は、
自分の考えが理解されないことを
寛容さが足りないなどと
相手のせいだけにせず、
きちんと説明を尽くすことが
必要です。
自分が求めていることが
通らないことを
相手のせいだけにせず、
同意を得るために、
相手のことも理解し、
その上で同意が得られる
可能性のある案を考え
説得する努力をすることが
必要です。
自由であることと、
組織などの集団の中で
自分勝手に振る舞うことは
大きな違いがあります。
また、
周囲の人も
違う意見に対して
無視することなく、
理解し、
違う意見があることを
受け入れた上で、
合意形成する意識を
持つ必要があります。
ただ多数意見を
押し付けるだけでなく
少数意見の良い所も見て
取り入れることは、
多くの場合
より良い案を生み出します。
正直に言うと、
今まで書いたことは
理想論に近いです。
意識を変えようとしても
合意の現場は混乱します。
その混乱に慣れ、
乗り越えることを
身につけることが
必要なのですが
簡単ではありません。
一つの対策として、
ファシリテーションという
スキルを活用することも
有効だと考えています。
ここでは
ファシリテーションについては
詳しく書きませんが、
多くの違う意見を
議論のテーブルに乗せ、
相互理解を深めた上で
結論を出していく手法です。
当事者の誰かが
ファシリテーションを学び
ファシリテーターの役割を
担うことを通して、
参加者全員が
違う意見を扱う経験を積み、
その能力を高めることが
出来るようになると
考えています。
個性や自分らしさも
その根本は
考え方や価値観の違いです。
その違いを活かすことが
必要だと言われています。
私は
ただ必要なのではなく、
活かす組織を目差すべき
だと考えています。
自分自身だけでなく、
周囲の人全員の
個性と自分らしさは
尊重され、
活かされていますか?
そのための努力を
していますか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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