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若手社員でも同年代の指導は難しい

友達の方を抱く小さな子供

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

社員の指導、特に若手社員の指導に苦労している会社は多いです。その苦労は教える人の年代には関係ないようです。

先日ある会社で、後輩を指導している20代の社員の話を聞く機会がありました。元々その会社では、多くの会社と同様に指導する立場にあるのは中堅からベテラン社員でした。他の会社と同様に、若手社員の育成に苦労していました。

今回話を聞いた社員は教える相手と年代は近いです。年代が近い方が指導はやりやすいと想像していたのですが、そうではないようです。そこには近い年代だからこそ分かることがあるようです。

その一つは、自分の個性を尊重されるのが当たり前だと思っていることです。業界や会社特有のものもありますが、社会には一般的なルールがあります。それは今までしてきたことと違うこともあるでしょう。したくないことや、好みに合わないこともあるでしょう。その場合、個性が尊重されて当然と思っているので、自分なりのやり方でして良いはずだと思うようです。これを強要されれば反発する気持ちになります。

もう一つは、お膳立てされていることに慣れていることです。機器などの操作は直感的に使い方が分かるように出来ています。マニュアルは分かりやすく作られて、内容も充実しているのが当たり前です。教えたことを理解するのが大変だったり、教えられた通りにしてもうまくいかなければ、それは教え方やマニュアルに問題があると思うようです。

同年代の教える社員も、同じ感覚を持っています。仕事なんだから文句言わないでやれ、と言われても従う気持ちになれない相手の気持ちが分かります。強制しても簡単には従いません。強要すれば反発されます。さらに追い込めば、辞める人も出て来ます。

その社員の当たり前からすると、問題があるのは会社側なのです。指導する立場の社員も、相手の気持ちが考えが分かるだけに、どうすれば良いか悩んでいるようでした。

反発されても仕事では、一般的なルールには従ってもらわなくてはなりません。今の教え方で出来ている人もいるので、教え方やマニュアルが全く駄目なわけでもありません。その人にとって分かりにくくても、出来るようにならなくてはなりません。教え方やマニュアルを攻撃して、その問題点を認めさせることに使うエネルギーを、身に付ける方に使って欲しいと思います。

ならぬものはならぬ、で従ってくれることを望むのが難しい時代になっています。それでも指導し、育成しなくてはなりません。そして、育成の最終的な責任者は経営者です。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

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