オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
新型コロナウイルスの影響で営業自粛を求められている業界があります。自粛に応じるかどうかは難しい選択です。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、一部の地域では緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などが続いています。その対策として飲食業などを中心に、営業自粛が要請されています。当初、営業自粛は要請でしかありませんでしたが、今は法律の改正もあり、命令に近い状態です。
緊急事態宣言などが出ていなくても、感染拡大防止のために外出する人も外食する人も減っています。新型コロナウイルスの影響は長引いていて、助成金などがあっても経営が苦しい事業者も多いです。そこで要請や命令に応じるかどうか悩んでいる経営者は多いです。
飲酒を伴う会食は感染リスクが高い場面の一つと言われています。お酒を提供しないなど自粛することが感染拡大を抑えるために効果的です。会社はビジネスを通して社会に貢献するためにある公器です。営業自粛は社会のためには良いことです。
しかし自粛すれば経営は苦しいです。自粛要請に応じれば、会社を守ることが厳しい会社もあるでしょう。取引先の経営にも影響が出るでしょう。会社を存続させるには自粛要請に応じない方が良いでしょう。
自粛しながら会社を守ろうとすれば、アルバイトやパートは休ませ、状況によっては従業員を解雇しなくてはならないかもしれません。もちろん倒産してしまえば働いている人全員が就労機会と収入を失うことになります。働いてくれている人の生活を守るのも公器としての会社の使命の一つです。そのためには、自粛要請に応じないで営業する方が良いでしょう。
社員、地域社会、取引先など多くのことに対して役割と使命と責任を持っているのが会社です。では、全てを守れない場合、どのように優先順位を付けるのでしょうか?優先順位は付けるレベルで済めば良いです。どれかを諦めなくてはならない状態の会社もあります。
これは重たい選択です。その重い意思決定をするのは経営者以外いません。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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