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リスクと向き合う姿勢(4)

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2023/07/11 情報を更新いたしました。

現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビです。ブログを訪問いただき、ありがとうございます。

ビジネスにつきもののリスクと付き合うことは経営者にとって避けて通れません。そんなリスクとの向き合い方について5回にわたって、出張の時の航空会社を選ぶというケースを使って考えていく4回目です。
今回は、リスクへの対応です。

リスクにつながる違いごとに順番に見ていきます。まず最初に、機内食と飲み物、搭乗口の不便さです。この二つは利用者の段取りで対応することが出来ます。食事を抜く、空港で走る、などで対処出来る範囲だと考えられます。いずれにしても、格安航空会社を選ぶ場合、フルサービス航空会社を利用する時以上に余裕を持って行動することで対応出来ます。

次に、航空機事故、つまり安全性のリスクです。起こった場合の影響は甚大です。しかし、起こる確率に差がないので、二つのタイプの航空会社のどちらかを選ぶ上で検討すべき違いではありません。具体的な対応策についてはテーマから外れますのでここでは触れませんが、どちらを選ぶにしても対策は必要だと考えます。

最後に、機材故障などで乗る予定の飛行機が飛ばない、あるいは遅れるケースです。実際にこのようなことが起こると、移動手段として、いくつかの選択肢があります。最も早く目的地に着くのは、近い時間の他社の便に乗る選択肢です。座席が空いていることが前提ですが、フルサービス航空会社ならばそのまま乗れることもありますが、格安航空会社乗る場合、乗る飛行機の航空券を別途買わなくてはなりません。座席が空いていることが前提となりますので、乗れる飛行機がないために出発時間の早いものから順番に当たっていくことになります。
他の便に空席がない場合、次に早く着けるのは、フルサービス航空会社が準備してくれる代替便です。そして最後は、時間の目途は立ちませんが、修理が完了するのを待つことになります。
特に格安航空会社の場合、追加の負担をしないならば、修理が完了するのを待つしかありません。

今回はリスクにつながる違いごとに必要な対応について考えてきました。

次回のブログでは、最終回として、リスクへの向き合い方についてまとめていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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