神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
最近は個人の仕事の適性を診断することが出来るようです。
適性に合った仕事に就くことが良いことなのでしょうか?
個人には得手なものもあれば不得手なものがあります。
そして、仕事にも職種によって、必要な資質があります。
得手なものが生かせる仕事の方が、必要な能力を伸ばし、成果を出せる可能性が高いのは当然です。
最近は、様々な適性を調べることが出来るようです。
そして、向いている仕事も分かるそうです。
向いている仕事の方が、楽にこなすことが出来ると思われます。
では、適性に合った仕事に就くのが良いのでしょうか?
人には好みや感情があります。
したいこと、したくないこと、好きなこと、嫌いなこともあります。
成りたいもの、憧れているものもあるかもしれません。
成りたいものでもなく、したくないことや嫌いなことしなくてはならない仕事が、最も適性に合っているとしたらどうでしょう?
適性に合っていても、能力を高めるために努力は必要です。
必要な努力をすることが出来ますか?
起きている時間の大半を仕事に費やします。
そのような毎日を受け入れられますか?
それでも、適性に合った仕事に就く方が良いでしょうか?
比較的少ない努力で必要な能力が身に付けられ、成果も出しやすい仕事をであれば、それで良いと考える人もいるでしょう。
努力が多く必要でも、したくないことや嫌いなことをしないこと、しなくて良いことを優先する人もいるでしょう。
苦労が多くても、成りたいものを目指す人もいるでしょう。
適性に合っている仕事が、他の希望全てに合うことは多くありません。
どんな仕事を選んでも、何らかの苦労があります。
また、選んだ仕事も、望めば機会が与えられるとは限りません。
その現実を受け入れ、就いた仕事に必要な能力を高め、成果を上げるように取り組んでいるのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
提供サービス