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視点の鋭い人の特徴

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2021/06/04 情報を更新いたしました。
 
 
 

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

ビジネスでは、物事を見る視点は重要です。
視点の鋭い人と、そうでない人とでは、何が違うのでしょうか?

 

目次

視点の鋭い人とそうでない人がいる

話をしていると、視点が鋭いと感じる人がいます。
具体的に言うと、問題の原因を見極めたり、解決策を選んだり、何かの兆候を察知したりする能力が高い人です。

勘がいい、あるいは生まれ持った能力だ、と言ってしまえば、それまでです。
しかし、その鋭さを身に付けることは可能だと考えています。

 

視点の鋭い人の特徴

視点の鋭い人は、端的に言えば、2つの特徴があります。
・見るべき所を見ている
・見えているものからの洞察力が高い

では、視点の鋭い人は、
なぜ見るべき所が分かるのでしょうか?
なぜ洞察力が高いのでしょうか?

手に入る情報には大きな差はありません。
誰でも全ての情報に注意を向けることは出来ません。

 

見るべき所を見る

視点の鋭い人は、多くの情報の中で、何に注意を払い、観察するかを的確に選んでいます。
何に注意を払うかは、経験から学ぶことが出来ます。

どんなケースでも、膨大な要素が関係しています。
しかし、その中で結果に影響する要素は、それほど多くはありません。
80:20の法則とも言われるパレートの法則ではありませんが、少数の要因が結果の大部分を決めています。

経験したケースの中で、何が注目に値する情報になったのかから学び続けることで、何に注意を払うことが大切なのかを選ぶ力を身に付けることが出来ます。

 

同じものを見ても読み取っているものが違う

そして次は、洞察力です。
同じものに注目し、観察すれば、見えているものは同じです。
しかし、その見えているものから読み取っているものは違います。

例えば、判断や、評価、解釈、背景、理由などです。
これも経験したケースの中で、見えているものから何が読み取れるかを自ら考え、結果としてどうだったかが分かった段階で自分の考えを見直すことで、より正確に読み取ることが出来るようになります。

 

視線の鋭さは身に付けることが出来る

一見、何を見るか選び、見えているものから正確に読み取るのは、勘や生来の能力のように見えるかもしれませんが、そうではありません。
意識して経験から学ぶことで身に付けることが出来ます。
そして、この2つの能力が高い、つまり鋭い視点を持っているのも、現場力の高い人が持っている特長の1つです。

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