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【1万時間というハードル】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
最近注目を集めている
定説があります。
誰でも1万時間
真剣に取り組めば
一流に成れる。
というものです。
研究の結果として
紹介されたものですが
多くの分野で
一流と言われている人が
賛同しています。
最近テレビで
たまたま観た番組の内容も
この定説が正しいことを
裏付けていました。


その番組では、
老舗料理店から独立して
成功している人や
老舗料理店の後継者として
認められた人が
紹介されていました。
一流と言われている人から
認められるまでに
どちらの人も同じように
約8年かかっていました。
1万時間は、
1日8時間働き、
1年200日働くとして
6年3ヶ月です。
最初から
本気で取り組んでは
いなかったかもしれません。
途中で、
頑張っているのに
認めてもらえないことで
やる気を失っていた時期が
あったかもしれません。
いずれにしても
一流の人から認められる
レベルになるのに必要な
1万時間に到達するのに
8年かかっているのです。
何かの分野で
一流になるには
才能は要らない。
このことは、
ほとんどの人に
希望を与えます。
一方、
途中の段階では
才能があると評価された人も
1万時間を超えて
修練を積まなければ、
才能が劣っていると
評価された人で
1万時間超えて修練した人に
抜かれてしまうことが
研究の結果、
明らかにされています。
1万時間以上、
1つのことに
真剣に取り組まなければ
一流にはなれない。
これはこれで
厳しい条件です。
何かの分野を極めることは
誰にでも出来ますが、
相当な覚悟と
長期間にわたる努力が
必要なのです。
プロを名乗る限りは
自分の専門分野に
必要なことの内の
何か1つでも
極めたいものです。
まだまだ修練です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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