現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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ダイバーシティが
注目を浴びています。
そして、
個性や自分らしさを
大切にすることが
良いことと言われています。
この傾向は
良いことだと思っています。
ただし現実には
現場は混乱していて
多くの問題が起こっています。
その背景を考えることで
個性と自分らしさの
活かし方について
考えていっています。
前回は、
個性や自分らしさを
発揮しようとする人の多くに
十分な思考と論拠が
欠けている
と書きました。
今回は、
欠けているもう一つのもの
について考えていきます。
前回書いた
思考と論拠が欠けているのと
背景は共通しています。
違う意見を扱い
合意を形成する経験が
不足していることで、
合意に向けて議論する姿勢に
問題があるのです。
論拠が不明瞭なので
同意を得られるように
説得することも難しいです。
論拠について
議論することも出来ないので、
結論の賛否だけを
議論することになります。
自分の意見が通るか
相手の意見が通るか、
勝か負けるかの戦いです。
建設的な第三案が
生み出される余地はありません。
さらに悪いことがあります。
自分の意見を採用する以外の
落とし所を持たず、
採用されなれば協力しない
という姿勢で主張する人も
見かけられることです。
論拠について議論していると
自分の主張の中で
認められている部分が
あることも分かるのですが、
ただ白黒つける方法では
自分の主張が
認められなかったことだけが
残ります。
だからと言って、
自分の主張が
通らなかったからといって
協力しないというのは
組織や社会の一員として問題です。
しかし、
勝ち負けにこだわるタイプの
人の中には
協力しなかったり、
去る人も出てきます。
周囲から見ると、
頑なになっているとしか
思えない態度ですが、
この姿勢には
裏側に根本的で
大きな間違いがあります。
それは、
自分の個性や自分らしさや
意見を通したいという
思いが強すぎて、
相手にも尊重すべき
個性やその人らしさや
意見があることを
無視していることです。
このようなことが起こるのも、
幼い頃からの経験不足が
原因だと思っています。
今回は
個性や自分らしさを
発揮しようとする人の
合意への議論に臨む姿勢に
多く見られる問題について
書きました。
次には、
ここまで見てきたことが
大きな問題に
ならないようにしながら、
どのように
個性やその人らしさを生かすか
について考えてみます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
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