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【「ワーク・ブレイクダウン」のルール】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ワーク・ブレイクダウン」を
複数のメンバーで行う時、
一定の「決め事」をしておく
必要があります。
この「決め事」を
参加者全員に説明し、
同意を得ることが
最初の作業になります。


通常は、私が
たたき台となる「決め事」を
提示します。
私が提示するたたき台の「決め事」は、
1.思いついたことは、何でも発言する
2.人の発言を拡げ、発展させる
3.発言は、ポイントを絞って短く
4.人の発言は最後まで聞く
5.判断、評価をしない
の5点です。
事前に、ヒアリングをして、
その会社や組織の特徴に合わせて、
いくつか加えることがあります。
実は、この「決め事」も、
「ワーク・ブレイクダウン」の
進め方を一端を体験してもらう
一つの機会です。
この「決め事」についても、
「合意」を得てから進めます。
一般的な私の進め方は、
以下の通りです。
最初に「決め事」の案を提示します。
一通り説明し、
意見や質問を求めます。
質問には、私が答え、
反対意見があれば、
他のメンバーの意見を求めます。
反対意見に意見がまとまれば、
表現を変えたり
削除したり
追加したりして、
私が提示したものから変更します。
意見がまとまらなければ、
「暫定ルール」ということにして、
その日は、私が提示したもので、
進めていきます。
ミーティングの終わりには、
「決め事」について意見を求めます。
「決め事」があることで
上手くいったこと
の振り返りをします。
上手くいかないことがあれば、
表現を変えたり
削除したり
追加したりします。
こうして、
意見を交換して、
「自分たちで作る」ことが
大切なのです。
そして、
「決め事」を守りながら、
ミーティングを進めるのは、
ファシリテーターの役割です。
もちろん、
他のメンバーがルール違反を
指摘するのも歓迎しましょう。
角が立たないように、
柔らかく指摘することを
心がけましょう。
特定のルール違反が多い場合は、
自然と意識するような
工夫をします。
この工夫は、またの機会に
ブログに書きます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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