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【助けを求めて来た部下への手助けを簡単に考えてはいけません】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
部下が困っていれば手助けをするのは管理職の役割の1つです。
しかし、それは簡単なことと考えてはいけません。


業務がいつもスムーズにいけば良いのですが、現実は違います。
業務量は一定ではないでしょうし、トラブルも発生しますし、例外的なことが発生することもあります。
ある業務を担当している部下がパンクすることもあるでしょう。
業務が多過ぎたり、経験の少ないケースへの対応に不安を感じたりして、自分だけでこなすのが難しくなると、部下から相談されることもあるでしょう。
業務が滞る状態になった時は、管理職の出番です。
業務を期限内に終わらせるために、対応しなくてはなりません。
そんな時、どのように対応していますか?
1.あふれた分を他の比較的余裕のある他の部下に回す
2.あふれた分を管理職自身が引き受ける
この2つが多いようです。
しかし実際には、他の部下も忙しく余裕がなかったり、知識や経験が足りないため引き受けることが出来る部下がいないこともあります。
その場合、管理職が抱えようとします。
しかし管理職自身もパンク寸前であれば、元々の担当者に押し戻すかもしれません。
押し戻された部下は、意を決して相談したのに押し戻されると不満を感じるでしょう。
そして現実に、業務に遅れが出てしまう可能性もあります。
そのようなことを考え、困っている部下を助けるために、最終的に管理職が抱えることが多いようです。
管理職が引き受けてくれると、部下からは感謝され、部下は頼りになる上司だと評価してくれるかもしれません。
しかし、それで良いのでしょうか?
本来、事前にすべきことが出来ていなかった可能性があります。
・担当の割り振りが適切でなかった
・他の部下が手助け出来るような体制を考えず、教育もしていなかった
・状況を把握出来ておらず、事前の対策をとっていなかった
などです。
それでも、上司が困った時に助けるのは安全弁として必要なことです。
元々安全弁は、いざという時のためにあるものです。
しかし、頻繁に使っていると、使うことが当たり前になります。
部下によっては、ちょっと大変そうだったら上司に相談するようになるかもしれません。
いざとなれば、管理職が引き受けてくれるというのは、安心感を与える効果もありますが、依存心を強める可能性もあります。
もちろん、きちんと業務を管理し、本当にパンクする前に対処することが前提です。
その上で、頼って来ても、頑張ってやり切るように押し戻すのも、部下を育成するためには必要なことです。
これが出来るのも、管理職の現場力に必要な要素の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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