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【やる気を扱うのは難しい(3・終)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
経営者や管理職は
部下を指導、育成に関連して、
やる気を出してもらう、
モチベーションを高める、
動機付けをする、
などへの関心は高いです。
様々なノウハウやメソッドが
紹介されていますが、
なかなか現場で
長期にわたって継続的に
効果が上がっている
という話は聞こえてきません。
それでも部下には
やる気を出して欲しいものです。
前回までのブログで
やる気を扱うのが難しい
2つの大きな理由、
人によってやる気の元が違い、
同じ人でもやる気の元は
一定ではないことを
書きました。
それでは、
どうしたら良いのでしょうか?


私は2つのことをお勧めしています。
1つ目は、
常に部下一人ひとりに関心を持ち、
関心を持っていることを
部下に分かってもらうことです。
部下の表情や態度に
注意を払っていると、
相手の変化に
気付くことが出来ます。
特に気になった時には
何かあったかを尋ねるなどの
声をかけることも良いことです。
ただし、
必要以上に気を遣うことは
ありません。
部下の機嫌を取ることが
目的ではありません。
ただ、
関心を持って見ていることが
伝われば十分です。
2つ目は、
伝えるべきことは
きちんと伝えることです。
上司と部下は仕事上の関係です。
指示や命令、
注意や指導をする上で、
相手の機嫌は関係ありません。
とは言え、
機嫌の悪そうな部下には
媚びを売るような態度や、
逆に高圧的な姿勢で
伝えたくなるものです。
そんな気持ちを押さえて、
相手の機嫌が良くても悪くても
自然体で中庸な姿勢で
伝えることをお勧めします。
前回まで書いてきた通り、
部下のやる気を直接扱うのは
難しいことです。
やる気は極論を言えば、
本人の問題だからです。
上司として出来ることは、
部下のやる気を
削がないようにすることと、
大きくやる気を失っている時に
話してもらえる関係を
作っておくことです。
今回のブログで書いた、
部下に関心を示す。
伝えるべきことは伝える。
この2つは
どちらか一方が
大切なのではなく、
2つとも
部下のやる気を維持するために
重要なことなのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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