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【質問という強力なスキル(3)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
コミュニケーションが
ビジネスでは重要なことは
多くの人が認識しています。
コミュニケーションに
関係するスキルの中で、
質問のスキルも
効果的と言われています。
ここ数回にわたり、
質問のスキルの使い方
について考えています。
その中で
質問の有効性について
考えてきました。
前回のブログでは、
質問をうまく使うと、
相手を知り、
理解出来、
好感を抱いてもらえる
可能性が高くなり、
相手との関係を
近くすることが出来ると
書きました。
これらも、
質問の効用の1つです。
今回は
その他の質問の効用
について考えていきます。


ビジネスでは、
商談や打ち合わせなど
他の人と話し合う場面が
多くあります。
その目的には、
単なる情報交換のことも、
何らかの合意を得ることも
あります。
情報交換に
質問が役立つのは
前回までのブログに
書いた通りです。
もう一つの
同意を得るためには、
交渉したり
説得することも必要です。
その場合にも
質問は有効です。
交渉や説得が必要ということは
元々意見が違うということです。
意見は一種の結論です。
意見の違いだけで
議論すると、
ただの押し問答になるか、
片方の意見の押し付けしか
出口がなくなります。
実際何かの意見を持つには
何らかの理由や背景が
あります。
ですので、
意見に違いがある場合、
理由や背景の中の何かに
違いがあります。
持っている情報の違い、
根拠となる事実の違い、
根拠の解釈の違い、
判断基準の違いなどです。
質問をうまく使うと、
どこに違いがあるのか
はっきりさせることが
出来ます。
違いを共有し、
その上で話し合うことで、
お互いに有益な結論に
たどり着ける可能性が
高くなります。
意見が違う場合、
特に根拠の解釈や
判断基準が違うことが
多いものです。
そして違いがあるのには
何か理由があります。
その理由まで
深堀りすることで
お互いの考え方が
理解できます。
その上で
議論を深めることが
お互いに納得のいく
結論を導き出すことに
つながるのです。
今回は、
意見が違う場合、
合意を形成する上でも
質問をうまく使うことが
有効だと書きました。
しかし
質問を使って
合意しようとする場合、
問題が起こることも
少なくありません。
次のブログでは、
その問題について
考えてみます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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