現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、ありがとうございます。
現場では評論家は嫌われ者です。
評論家は情報通で論理的で、べき論が多いのが特徴です。
参考にすべき意見も多いのですが、問題もあります。
現場を白けさせます。
そして、議論百出して結論が出ません。
何か決める時、いくら多くの選択肢を考え出し、評価しても結果が確実なことはありません。
必ず不確定な要素はあります。
うまくいかない可能性をゼロにすることは出来ません。
このうまくいかない可能性を主張する傾向にあるのが評論家です。
そして、今していることを評価する時も、良くない点に焦点を当て、問題点ばかりを上げるのも評論家の特徴です。
いずれにしても、評論家の意見は場の雰囲気を暗くし、姿勢を後ろ向きにします。
何をやっても駄目という空気にさせます。
問題点にふたをするのは良くありません。
しかし、全ての問題点が解消しなければ、実行出来ないのも現実的ではありません。
そこで対策ですが、評論家を責任者にしてしまうのも一つの方法です。
評論家に欠けているのは、決断力です。
決断する役割を与えてしまうのです。
評論家タイプの人は、問題点に気づくからこそ、堂々巡りしてしまうのです。
しかし、問題点に気づくことは良いことでもあります。
問題点に注意が行き届くのです。
その能力を評価した上で、判断と実行を任せるのです。
実行するには、決断しなくてはなりません。
しないという決断にも問題があることは評論家も分かっています。
その中で判断し、決断する立場に置くのです。
評論家は、思考面では優秀な人が多いものです。
責任ある役割を任せることで実践面での力をつけると本当に有能な社員として活躍出来る素養を
持っているのです。
どこの会社にも評論家タイプの社員がいるものです。
評論家タイプの社員を活用するのも経営者や管理職にとって大切な現場力の一つです。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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