オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
従業員に指示した時、「出来ません」と言われた経験のある経営者は多いと思います。
「出来ません」は、本当に出来ないのでしょうか?
いきなり話は変わりますが、新型コロナウイルス感染防止対策で自粛を求められていることが多くあります。
そのことについての街中のインタビューで、よく聞く言葉があります。
それも「出来ません」です。
若い人の言葉では「ムリ~」でしょうか。
それらは本当に言葉通りの意味の、出来ない、無理なのでしょうか?
当然、違います。
出来ないの本来の意味は、能力が不足しているか、現実的に不可能という意味です。
無理の本来の意味は、理屈に合わない、という意味ですが、一般的には出来ないと同じ意味で使われます。
自粛することを求められていることは、能力的に出来ない、現実的に不可能、理屈に合わない、いずれにも当てはまりません。
言っている人の本心は、したくない、です。
従業員が指示した時に、「出来ません」という場合にはどうでしょう?
現実的に不可能な場合もあるでしょう。
しなくない場合もあるでしょう。
指示した時に、「出来ません」、「無理です」と言われると、気分は良くありません。
しかし、本当に出来ないのかもしれません。
本当に出来ないのならば、出来る環境を整えるか、指示を変えなくてはなりません。
そして、したくないから言っているのであれば、させなくてはなりません。
「出来ません」と言われた時、冷静でなければ、この区別は出来ません。
その瞬間、腹が立っても、落ち着いて出来ない理由を聞き、判断しなくてはなりません。
人を使うのは本当に大変です。
だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。
そして支援したいと思っています。
応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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