オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
日銀が利上げしてきましたが円安のままです。以前の日銀批判は何だったのでしょうか？
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一気に円安に進んだ頃、マスコミは日銀の金融政策に問題があると一斉に批判していました。テレビなどに出ていたコメンテーターや専門家も日米の金利差が原因だと説明していました。
しかしFRBは徐々に金利を下げ、日銀は金利を上げています。金利差は縮小していますが、円高に振れていきません。
金利差は為替に影響を与えます。金利の高い通貨にお金が流れ、価格は高くなります。つまり、日米の金利差が円安の原因だと考えるのは理論的に間違っていないのです。
しかし為替に影響を与えるものは金利差だけではありません。多くの要因があります。金利差だけで決まるほど為替相場は単純なものではないのです。ただ今回の円安の主要な要因は金利差ではなかった可能性が高いことは、はっきりしました。
ところで今、以前に金利差が円安の元凶だと日銀を責め立てていた人は何をしているのでしょうか？マスコミも金利が上がることで不利益を受ける人のことばかり報道しています。少なくとも、日銀の金融政策を批判したことへの振り返りもありません。当然、日銀への謝罪もありません。専門家のコメントも出ていません。
マスコミも、マスコミに出ている専門家もその程度なのです。ショッキングな内容、困っている人の窮状、そして権力や権威を持っている人や組織への批判に終始しています。そしてさんざん煽っていても、その責任を負う覚悟もなければ、間違っていたことがはっきりしても反省も謝罪もありません。これでは無責任な野次馬や噂話と変わりありません。
マスコミの報道も噂話も影響を受けるのは、企業も同じです。さまざまな要因で起こっていることであっても、何か一つのもっとな原因で批判されるのも同じです。そしてその矢面に立つのは経営者です。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています！
これが今年最後のブログ投稿になります。
今年一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
もちろん、来年も経営者にエールを送り、支援し、応援し続けます。
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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