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取り組む?取り組まない?

分かれ道に立つ男性二人

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

問題や課題を抱えていない会社はありません。しかし、抱えたままで取り組みが進んでいない会社も多いです。

現状に満足している経営者は多くありません。問題も多少は抱えているでしょう。目標としていたり、理想としている状態と現状とのギャップもあるでしょう。そして、何かしなければ問題は解決せず、ギャップが埋まらないことも分かっていると思います。それでもなかなか実際に取り組めていない会社が多いです。

経営者も従業員も日常の業務があります。誰も暇ではありません。そして、何かに取り組むのには費用も必要です。従業員にも協力してもらわなくてなりません。従業員の時間も費やさなくてはなりません。経営陣も従業員に説明して納得してもらうにも時間が必要です。このように、大きな影響が出ている問題には取り組むでしょうが、それ以外のことに取り組むのは簡単ではありません。そして、気になりながらも放置してしまいがちです。

しかし、放置していて問題が解決することも、課題が解消することもありません。また、問題や課題を無視しようとしていても、うまくはいきません。放置したことで、何か大きな影響を及ぼすこともあります。問題や課題が現場の従業員から上がったものであれば、毎日、あるいは定期的に問題や課題を業務をしている中で再度認識し、会社に上げたのに放置されていることを思い出すでしょう。これによって従業員は不満を感じるでしょう。

もちろん、全ての問題や課題に取り組むことは現実的に無理でしょう。そこでする必要があるのは、問題や課題を三つに分類することです。

  • 取り組まない
  • 一定期間状況を見て判断する
  • 取り組む

取り組まないのならば、その決定を理由と共に従業員に伝えなければなりません。一定期間状況を見ると決める場合は、再度判断する時期を決め、そのタイミングで再度上の三ついずれかに分類します。そして取り組むと決めたら、具体的に計画を立て、取り組まなくてはなりません。

問題や課題は緊急度、重要度、コストなどを考慮に入れて総合的に判断しなくてはならないものです。何に取り組むにしてもリソースが必要で、現場にも負担があります。負担する必要があるかどうか、負担と効果のバランスを見て決めなくてはなりません。その判断を最終的にするのは経営者の役割です。そして、取り組むと判断したものについては、必要なリソースを確保し、従業員に実行させるのも経営者の役割です。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

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