神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
あなたの部下は、ホウレンソウをきちんと行ってきますか？
その他に、提案や不満などを伝えてきますか？
部下とのコミュニケーションについて尋ねると、多くの経営者や管理職が、概ね良好だと答えます。
ところが、多くの部下が不十分だと答えます。
これだけでも、現実にはコミュニケーションがうまくいっていないことが分かります。
多くの部下が不十分だと感じている主な理由は、伝えたことが伝わっていないと感じていることです。

部下は伝えていて、上司は聞いていると思っているけれど、部下は聞いていないと思っているのです。
上司としては、ちゃんと聞いているのですが、部下はそう感じていないことが多いようです。
せっかく伝えても、聞いてくれないと感じたら、部下が不満に思うのも当然です。
忙しい中なのでしょうか、部下の話にきちんと反応していない上司を見かけます。
上司としての威厳を保つためかもしれませんが、多少ぞんざいな態度で部下の話を聞くことが癖になっている人も見かけます。
世間話が楽しく出来ていることは良好のコミュニケーションが取れていることではありません。
重要なのは、業務上必要なこと、特に良くない報告、解決の難しい相談、お互いへの不満など、通常言いにくいことが、きちんとコミュニケーション出来ているかどうかです。
きちんと聞いていることを伝えるには、その場の聞き方だけでなく、伝えてきた内容について、きちんと対応することも含まれます。
自分のところは大丈夫だと思っていても、関係はちょっとしたきっかけで変化するものです。
気を抜いてはいけないのです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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