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同僚や上司が助けてくれる理由

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2021/07/19 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

職場で、お互いに助け合うことは大切です。
では、困っている時、なぜ助けるのでしょうか?

職場はチームです。
担当している業務を行うために、助け合うことは良いことです。
誰かの仕事が予定よりも遅れていたり、放置されていることが分かれば、手助けするでしょう。
ミスした場合も、カバーしてくれるでしょう。

では、なぜ手を貸してくれるのでしょうか?

職場の同僚は、共に仕事をする大切な仲間です。
仲間が困っていれば、助けるのは当然だからです。

本当にそうでしょうか?

ある特定の同僚が、頻繁に業務に遅れを起こすとどうでしょう?
頻繁に任された仕事や頼まれたことを忘れていたらどうでしょう?
同じようなミスを繰り返したらどうでしょう?

最初のうちは、困っている仲間を助けるのは善意でしょう。
何度も同じことを繰り返したら、手を貸すのは止めますか?

何度も繰り返されても、手を貸すでしょう。
それは、仲間だからですか?
多分そうではなく、仕事への責任感からです。

部署として役割を果たせず、他部署や取引先やお客様に迷惑をかけてはいけないという責任感です。
原因を作った同僚への善意ではありません。

同僚に手助けが必要なことは、誰にでもあります。
その時は、同僚に感謝の気持ちを伝えましょう。
そして善意に甘えないようにしましょう。
同僚が助けてくれるのは、最初は優しさや善意ですが、繰り返せば、ただ厄介で迷惑なことになります。
結果として、仲間だと思ってもらえなくなります。

困っている時に助け合うのは必要ですし、良いことです。
しかし、頻繁に助けてもらわなくてはならない状況になるのは、仕事人として問題です。
仕事人としての自覚を持ち、自分の業務に責任感を持たなくてはなりません。
社員がこのような姿勢で仕事に向き合っているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。

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