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【長所を伸ばす育成方法の問題点】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
最近の社員の育成は、長所を伸ばすことに主眼をおくことが主流です。
今の時代の若手社員に合っているようですが、問題点もあるようです。
ボード_育成指導.jpg


私が社会人になった頃、ほとんど褒められたことはありません。
学校出たての新入社員に出来る仕事は何もありません。
実務能力はゼロです。
ですので、一から叩き込まれることに何の疑問も持っていませんでした。
もちろん、出来ないことが多いので、叱られることがほとんどでした。
そのような育成方法が普通でした。
一方、最近の長所を伸ばす方法だと、良い所を見つけ、褒めることから始めます。
褒められると、自信が付きます。
自信が付くと、より成長しようと頑張る中で、欠点も克服出来るようになります。
これが、基本的な褒めて育てる考え方です。
ところが、褒めてばかりいると、過信する人も出て来ます。
いわゆる天狗になっている状態です。
しかし実際には十分な能力が身に付いているわけではありません。
当然、失敗もします。
失敗自体は悪いことではありません。
誰もが必ず経験することです。
では、失敗した時、失敗とどう向き合い、対処すると良いのでしょうか?
未熟な自分を認め、足りない所を補うように取り組むのが良いと考えています。
ところが、褒めて育てられた場合、失敗と向き合った経験が足りません。
自分の力のなさにショックを受けます。
そして中には、逃げるか、開き直ることで、自分を保とうとする人も少なくありません。
これが、若手社員に多いと言われる打たれ弱い背景です。
成長のためには頭を打つことも必要です。
ただし、褒めて育てるならば、安全に失敗させ、失敗から立ち直り、学びに変えるまでを、精神面でも支えることが必要です。
何か1つ変えると、同時に変えなくてはならないことが必ずいくつか出て来ます。
その対応力も大切な現場力の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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